STEP5. ベネフィットをストーリーでまとめる
お客さんにとっての有益な情報や伝えたい商品内容を
ひとつのプレゼンテーションにまとめるためには
情報を紐付けたり、情報の階層化を行います。
情報の紐付けや階層化によって
個々の情報が連鎖し、ストーリー性を持った大きな情報として独立します。
また、この段階で大まかなLP(ランディングページ)の構想にも着手していきましょう。
1.ファーストビューは、一目で情報を解らなければならない
WEBサイトやLPの滞在時間は、ファーストビューが握っているといっても過言ではありません。
仮に購買意欲が少しずつ高まっていくような仕掛けになっていたとしても
お客さんが初見で「興味がない」と判断されてしまえば、そこまでです。
ファーストビューは手間暇かけて作る意味が十分にあります。
下記にLPづくりのパーツを紹介するので、是非、参考にしてください。
ファーストビューには欠かせないパーツ。
LPの内容を端的にアピールします。
商品内容でも対象ユーザーが抱える悩みに触れてもOK。
基本的にはメインコピー(1行)、サブコピー(1~2行)、写真(1~2点)で構成されます。
お客さんの悩みに寄り添うことで、引き込みます。
ポイントは「そうなんだよー」と言いたくなるように、
お客さんの気持ちを代弁すること。
ここは共感するのが目的なので、商品やサービス内容に触れると商売っ気が出てしまうのでNGです。
共感したお悩みを解決する商品(オファー)を紹介します。
写真や図を使い、わかりやすく作ります。
専門的な言葉や技術的な解説を避け、
誰でも誤解なく理解できるように簡潔な内容にしましょう。
商品を利用することで、どんな利益があるかを説明します。
このパーツの主役は商品ではなく、お客さんです。
たとえば、ダイエット食品の場合
「-5kg痩せる」というのは“商品の効果”に分類されます。
ダイエット食品を食べる人は、痩せたいのではありません。
綺麗になって「モテたい」「周りの女性たちよりもチヤホヤされたい」という
最終的な願望をかなえるためにダイエット食に手を伸ばすのです。
つまり、商品(オファー)を利用することで
「最終的にどうなるか」という事を明確に打ち出すことがポイントです。
実店舗ではお友達とワイワイ相談しながらショッピングできますが、ネット購入は基本1人です。
1人だとどんなアイテムを買うにしても、多少は迷ってしまうものです。
そうした不安を少しでも解消するためにも、お客様(仲間)の声は必要です。
マスコミ掲載情報があれば、それも使います。
ネットは簡単に価格や性能を調べることができるため、
ネット上において本当の衝動買いは有り得ません。
しかし、競合との違いが明確に打ち出していれば、
お客さんはもう一度LPに再度訪問してきます。
忘れてはいけないのはコンバージョンパーツです。
お客さんが興味が湧いてきたところで登場するように設計・設置できているのがベストですね。
主に「お申込み」「お問い合わせ」ボタンです。
電話での対応なら電話番号を目立つように書きます。
2.パーツはFとZの視線移動の法則に従って作る
ランディングページの基本的なパーツと効果が解ったところパーツごとの制作に着手しますが、
基本的にはコピーの文頭は左に寄せ、写真を右に置くのが基本です。
これは画面の左を軸に、視線が右や下へ流れていくからです。
ランディングページは、それなりの文章量が必要なので、読みやすさを重視した方が良いです。
また、写真はイメージ画よりも実際の商品や人の顔写真の方が滞在率を高めます。
ストーリーでまとめることで
ターゲットの心に響く、効果的なアプローチが可能となるのです。