STEP9. 無料オファー制作に必要な素材を用意する
無料オファー制作に、コピー(原稿テキスト)や写真、イラストは必要不可欠です。
ごく当たり前のことですが
あらかじめコピーライティングや写真画像、イラストなどを用意しておくと製作はスムーズに行えます。
しかし、いざ素材を使う時になると画像が粗かったり、テキストの変更を余儀なくされるケースがあります。
今回は、無料オファー製作に必要な素材について考えていきましょう。
1.原稿テキストを流用するか作り変えるかを決める
コピーライティングは、商品をより魅力的に伝えたり、
ターゲットに分かりやすく説明するのが技術であり役割です。
商品名や社名、企業理念(スローガン)など「変えられない部分」はそのまま使いますが、
それ以外の文言は、ターゲットに親しみのある言葉に変えてあげることで
無料オファーの効果を高めることが可能となります。
例えば、OL向けに用意した「美しい肌に生まれ変わる」というコピーを
女子高生(ギャル)向けに使うのであれば
「この盛り方。マジでヤバい」
といったように
ターゲットに浸透する言葉にすることも大切です。
どんなに商品が良くてもサービスの魅力を「まず伝えておかないと」
消費者があなたの無料オファーに関心を示すことはないでしょう。
人に感動を与える商品づくりにはライティングのテクニックが必要です。
商品を活かすために
2)作り変える
――を検討していくことも考えていきましょう。
2.写真は絶対に最適化して使うべき
写真は文章よりも人の目を引き付ける効果が高いです。
表示させるデバイスや無料オファーのコンセプトに合わせて
大きさやコントラストなどを加工するために、加工する前のオリジナル写真は保存しておき、コピーしたデータを使います。
また、イラストの場合は大きさの融通が利くように
解像度(画像のファイルサイズ)が高いものを用意しておくことがポイントです。
特に最近のスマホは高解像度にも対応しているため、
低い解像度(パソコンでは違和感なく表示されていることが多い)の画像をスマホに使用すると、
少しぼやけたように表示されることがあります。
また、紙媒体をスキャンしたものを使うと安っぽい印象になってしまうので、あまり好ましくありません。
写真やイラストは無料オファーの印象を決める大切な素材なので慎重に選びましょう。
3.絶対に抑えておかなければならない著作権
無料オファー制作において、絶対に押さえておきたい大切なポイントが「著作権」です。
無料オファーに限らず、文章や画像などを創造・創作をした人には著作権が生じます。
もし、あなたが無料オファーのLPを外注する場合は、著作権を買い取ること(著作権買取)が望ましいです。
なぜかというと、著作権の買取をすることで、制作を依頼した文章や画像やキャッチコピーの転用が可能となるからです。
いくら外注したからといっても、文章を一部変えたり画像を加工する際にも著作権が関係するので、
後から自分で手を加えたり更新をする際に「面倒なこと」にならないためにも、
著作権を自分のものにしておいた方が無難です。
4.事前の準備でコストもスピードも大幅に変わる
当たり前のことですが、無料オファーを制作する上で必要な
コピーライティング、イラスト、写真、ロゴなどを事前に用意しているかどうかで
制作期間も費用も変わってきます。
コピーライティングの場合は、制作段階で用意できていなかったとしても
無料オファーの制作開始と同時に着手すれば、大きなタイムロスとなることは少ないでしょう。
しかし、イラストや動画コンテンツをキックオフ・ミーティングの後から創り始めたとあっては
制作期間が伸びるのは必至です。
無料オファーだけでなくビジネスは用意周到が成功の秘訣。
事前に、用意ができる素材は準備しておきましょう。
制作会社に無料オファーを依頼するとコピー(原稿テキスト)のライティング料金や撮影料金などが別途かかります。
また、企業ロゴやパンフレットで使用したデータを使う場合は
紙媒体をスキャンしたものではなくて、制作データを手配しておいた方がベターです。