ネタではなく切り口で勝負できる時代
新聞記者やライターの悩みに
「ネタが無い」「書くことがない」というのがあります。
日刊の新聞記者は間違いなく「ドキッ!!!」としたと思います。
もちろん週刊雑誌・新聞の記事担当者の方もツライでしょう。
僕も友人が新聞制作に携わっていましたから
その厳しさは身をもって解っています。
「どうしよう、何か書かなきゃ。自分だけ提出できない!」
「取材先が見つからない。何もできない!」みたいな
緊張感とは違う、何とも言えない焦燥感は
出来れば味わいたくないですよね。
でも、それを回避する方法があるんです。
今回は、ライターの悩みとWEBの関係について
書いてみようと思います。
1.面白く書く「だけ」で評価される世界がある
現在、記者やライターなど出版業で頑張っている方は「テクニック」よりも「ネタ」で勝負していることでしょう。
業界外の方にも、解るように少し説明すると、
テレビや新聞は、一般大衆が興味を持って見てもらえるように作っているので
ニッチなネタ(情報)を敬遠する傾向があります。
なので、TVや新聞の世界では
例え入社10年目の敏腕記者が「電柱の隙間から大根が生えた!」という記事を
スーパーテクニックを用いて書いたとしても、
入社1年目の新人が書いた「日本の首相が変わりました」というネタには勝てないのです。
このように、昔から存在するメディアには、
切り口が特徴的だったり、独自の視点で物事を斬るような記事が
入り込む隙はまったくありませんでした。
ところが、世界は変わりました。
今では、どんなに小さな出来事でも大きく取り上げることができるし
誰にでも、文章を公開できるチャンスができたのです。
もう分かりますよね。
WEBです。インターネットの登場です。
2.WEBでは、あなたがオピニオンリーダー!
インターネットの世界は、良くも悪くも自由な執筆活動が許されています。
もし、あなたが自分を上手に魅せることができて
相手を納得させる文章を書くことが出来たら
その分野において、オピニオンリーダーになることだって夢ではありません。
あなたの記事、もしくは、あなた自身が話題になることで
自費出版の書籍が売れたり、メディアに取り上げられたり、就職に有利に働いたりするのです。
つまり、たった1人でもメディアを立ち上げ、生活していくことも可能なのです。
毎日、満員電車で通勤し、
ビジネスシューズをすり減らし、
スーツがクタクタになるまで動き回って
夜遅くまで原稿作成・校正(構成)・割り付け(レイアウト)など
する必要がなくなるのです。
ソロでも、十分に生活していくことが夢ではなくなってきたのです。
3.売れるWEBライティングには法則がある
WEBでは、テーマも、書き方も、更新頻度も自由ですが
それが、あなたの生活を助けるかどうかは別問題です。
僕があなたに伝えたいのは
「物事をどのように切り取り、見せていくか」
「どうやったら、面白いテーマや切り口が見つかるのか」という方法です。
どんなに指先が器用なマジシャンでも
演出が下手では観客は感動しません。
僕がお手伝いできることは
あなたが持っている能力を最大限活かして
「有名になる」「話題になる」お手伝いをすることです。
ただ、それが“結果としてビジネスになってしまう”のです。
4.WEBライターは将来性のある職業
紙媒体の記者は、儲かる人と儲からない人がいます。
儲かるライターというのは、大体――
1)来る日も来る日も、駆けずり回って特ダネを手に入れられる人
2)いつ撮れるか分からないスクープ写真のために連日連夜、張り込みが出来る人
3)財界と太いパイプがあり、紙面には載せない情報でビジネスする人
――こんなところです。
一方、稼げないライターには――
1)イベントのお誘いがあれば、しぶしぶ取材に行く
2)新製品だけ取り上げる
3)広告出稿が確定している企業にインタビューする
――といった特徴がありますね。
でも、「自分を変えたい!」という強い気持ちと
「モノの見方」や「WEBの特性」を理解すれば、それは最終的にお金に変わります。
ただし、そこには知っておかなくてはいけない
たった一つのことがあります。
それは「面白く書く方法」です。
大企業の戦略PRのリーダーやコンテンツ作成のブレインとして
活躍することだって夢ではないのです。
ライター独特の悩みに辟易している方や
テレビや新聞で活躍できないと思った方は
少しだけWEBの世界に目を向けてみませんか?