セールスレターに絶対に必要な1つとは
以前、良いセールスレターには「ナイスアイデア」が眠っていると書きました。
その時のコラムはコチラ
前回のコラムでは「ナイスアイデア」の正体には触れませんでしたが
今回はセールスレターの「ナイスアイデア」の謎について、触れていきたいと思います。
1.ナイスアイデアと感じるもの「だけ」に有るもの
前回のコラムでは
「えぇ、そうなんだ!」と、ワクワクすることがある
そして、それは自分に足りない何かを気づかせてくれる「ナイスアイデア」だ“
―――と、書きました。
そして私が「ナイスアイデア」と思ったセールスレターを仕分けしていくと
・「お客さんの前で日本語を話すだけで稼げる」など会話や言葉系の内容が多い
・物販関係のセールスレターは1通もない
・たった3~7つの工程で済む(比較的短い工程でOK)
・単発でもOK
――という特徴が書かれているセールスレターばかりでした。
「少ない工程でOK」や「単発でもOK」という内容は
面白くないセールスレターにもありました。
しかし、コーチ・コンサル業の方を対象としたものや
「お客さんの前で日本語を話すだけで稼げる」といった内容のものは
「興味がない」に仕分けた中にはありませんでした。
2.フックの有無が大きく左右する
そして、仕分けをしていて気が付いたのですが
おそらく、このワクワクさせるセールスレターは僕にしか当てはまらないかもしれません。
というのは、僕が「気になっているもの」や「僕のような人を対象として書かれているもの」からです。
つまり、僕にフックがかかっているということになります
セールスレターの世界には「フック」(hook)と呼ばれるパーツ(テクニック)があります。
この「フック」という言葉の本来の意味は、
「留め金」や「鉤」(かぎ)、「つるす」、「引っかける」というような意味ですが
ここでは「読者の興味・関心ごとに引っ掛ける書き方をして
セールスレターを読み進めてもらおう」というテクニックを指します。
そしてコピーライティング用語として「フック」とは、
①対象物を釣る
②とりこにする
③引きつける
――という意味の方が近いです。
3.するどいフックがコンバージョンへ導く
つまり、僕が「ナイスアイデア」と思っていたことは
僕のペルソナ(コーチコンサル業界に感心がある。文章を仕事にしているで、言葉を扱うビジネスに興味がある。物販や店舗運営などには興味が無い。物事はできるだけ端的で解りやすい方が良いと考えている)を対象にしていたから、僕の心に響いていたんですね。
これで謎が解けました。
あとは、フックを上手にかける
セールスレターを書くだけです。
・・・でも、どうやったら
上手にフックを掛けられるんでしょうか?
そのあたりも、記事で紹介したいと思います。
その時も、是非、読んで頂けると嬉しいです。
ありがとうございました。