面白い文章は読み手との温度差が小さい
皆さんがテキストサイトを閲覧していて
「なんだかツマラナイなー」って思うことがあると思います。
ズバリ!つまらない文章は
書き手と読み手のギャップが原因となっています。
今回は、ツマラナイと思う原因について触れてみたいと思います。
1.ギャップの種類
1)知識のギャップ
(難しすぎてor 簡単すぎて ツマラナイ)
例)医学生が一流医学者の論文が理解できない。
2)感心のギャップ
(自分に興味がない話ほどツマラナイものはないですよね)
例)渋谷のギャルが日本政治について興味がない→新聞を読まない。
3)共感のギャップ
(追体験やイメージができなければ、おとぎ話と一緒です)
例)海外旅行をしたことがない人が海外の話を聞かされても「へぇーそうなんだ」で終わる。
4)ポジションのギャップ
(立ち位置が違うと共感を得にくい。同じ目線で見ることができれば解消できます)
例)平社員は、部長の悩みを聞かされても「俺たちには関係ないぜ」と思い、関心を示してくれません。
2.ちょっとでも面白い文章を作ろうと思ったら
文章を相手に合わせて
カメレオンの様に変身させましょう。
つまらない人は「自分の意志」や「キャラクター」を押し通します。
そして、読み手がどこかで「つまらない」と思った時点でサヨナラです。
3.書き方を変えられるのは守備範囲が広い証拠
「相手によって書き方を変える」というと
「相手次第で態度を変えるヤツ」や「自分の中でポリシーが固まっていない」みたいな、
不誠実な印象を持たれがちですが、それは誤解です。
あなたはきっと
会社の上司や部下、同僚、取引先には「仕事モード」で人付き合いをしていると思います。
友達とは、ちょっと砕けた「友達モード」で接しているでしょう。
文章も同じことです。
私たちは、仕事とプライベートで違う顔を持っています。
文章も相手(ターゲット)によって、コロコロ書き方を変えていいのです。
むしろ、変えるべきです。
それは、相手に「より理解されたい」「上手に伝えたい」という気持ちの表れです。
学生、サラリーマン、主婦、独立したい人、社長――
ターゲットは変わるのに
いつも同じ書き方では、かえって気持ち悪いと思いませんか?
ましてや仕事で文章を書いている方なら、
相手の要望に合わせてコロコロ変えるのは
文章の世界においては「正義」です。
「相手によって書き方を変える」や「相手次第で態度を変えるヤツ」と思われるのは心外で
「あいつは仕事のために自分を殺している・・・スゴイやつだ」と思われるべきなんです。
4.人は「自分に合わせてくれる人」を好きになります
さて、ちょっと話は変わりますが、理想の男性・女性というのは、
いつの時代も「おもしろい人」「趣味が一緒の人」「話を聞いてくれる人」が上位です。
こんなの、僕に言わせれば、言い方が違うだけで中身は一緒です。
結局は「自分に合わせてくれる人」ということですよね。
皆さんも、木村拓哉や深田恭子みたいな美男・美女が隣にいて
仲良くなりたいと思ったら、メチャクチャ相手に合わせますよね!?
それはなぜか!!「気に入られたいから」ですよね。
何度も言いますが、文章も同じです!!
文章は、相手に合わせて書かなければ、気持ちを動かすことはできません。
文章は相手に気に入られてこそ「面白い」と思われます。
だから、相手にすり寄る事に恥ずかしいことなんてありません。
見込み客に、文章を通して自分を好きになってもらいましょう。
それはきっと、無料オファー(自分商品化プログラム)の成功に結びつくと思いますよ。
WEBライターは、いわゆる”コウモリ野郎”でいいのです。
相手にあわせることが
「お・も・て な し」
なのですから。