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“属性”を意識したWEBライティングが重要

新聞や雑誌など、従来のマスメディアを使った記事というのは、
読者層を性別、年齢別、地域別などの社会的ステータスで分けて想定し、
「社会が持つ一般的なイメージ」で文章を書くことが非常に多いです。

たとえば「サラリーマンはお酒が好き」や「OLはワインが好き」といったような、
社会が抱くイメージを押し付けている訳です。

もちろん、下戸のサラリーマンやOLもいますが
メディアの前では、それは少数派として書かれてしまいます。

この書き方のNGなところは、情報の中身が曖昧というか漠然とし過ぎていて
情報が刺さることが難しく、現代においては、全くといっていいほど通用しません。

最近では、広いターゲットに呼びかける文章よりも
個人を対象にした文章の方が、反響が高いことが解っています。

今の時代、webマーケティングにおいて、ペルソナが重要視されていますが
WEBライティングでも、個人の趣味や思想、どういった集団に属しているか?という
個人的(人間的)な属性が重要になってきました。

今回はWebライティングで意識するべきことについて
お伝えしたいと思います。

1.WEBでは個人のペルソナが重要視される

インターネットにおける人と人の付き合いというのは、
社長やOLといった社会的地位、出生地、家族構成といった
表層的なものに影響されません。

インターネット上の人間関係は、血縁とか地縁といった、
従来の“お付き合い的な”人間関係でなく、
趣味や目的、思想が「赤い糸」となって、人間関係を作っています。

具体的な例を挙げると
趣味:愛犬家のコミュニティサイト
目的:ネットゲームのプレイヤーが交流する掲示板
思想:仏教の考えを伝えるオンラインセミナー
――などがあります。

こうした集団は
住まいがお隣同士やご近所だから付き合っている(コミュニティが形成される)訳ではありません。
目的意識が共通だから、コミュニティが形成されているのです。
この流れはソーシャルメディアによって、ますます顕著化&加速化しています。

そして、このように興味や趣味、関心ごとで繋がった集団を
「トライブ(tribe=集団)」と呼びます。

2.トライブはご近所付き合いよりも強固でもあり、壊れ易いものでもある

トライブは共通の趣味や興味で結び付いているので
強固でもありますが、薄情でもります。

さて、このトライブの結びつきを説明するために
少しの間、僕の昔話に付き合ってもらいます。

――僕が学生の頃に、とあるネットゲームで遊んでいた時の話ですが
ゲームを有利に進めるために、同じゲームを楽しむプレイヤー同士で
敵の弱点やアイテムの場所などの攻略情報をチャットやメールを通じて情報交換していました。

さて、これをトライブに落とし込むと
「ネットゲームを一緒に楽しむ」という共通目的で繋がった“トライブ”と言えますね。

そして、このトライブは「強敵を倒す時のトライブ」だったり
「レアなアイテムを集めるためのトライブ」などに区分け出来ます。

さらに「レベル10までのコミュニティ」や「魔法使い限定」など
トライブの絞り込みが細かいほど、情報の密度やスピードが速くなります。

3.トライブは常に変動する

細かく絞り込まれたトライブは、情報の密度やスピードが速くなり
絆が強固だと思われますが、そうではありません。

自身の属性が変わると、トライブは一気に変わります。

例えば「レベル10の魔法使い」というトライブ内で
様々な情報交換をしていても、レベルが上がって20レベルになれば
「レベル20の魔法使い」のトライブの輪に入って情報交換することになります。
また、魔法使いから戦士に転職すれば
「戦士」のトライブに入って情報を得るようになります。

このように、集団との共通性が弱くなってくると
トライブは変わっていくことが分かりますね。

つまり、ネットでは
社会的地位や年齢や性別は大きく影響せず
個人の趣味や関心ごとで人と繋がっていくのです。

4.カテゴライズはステータス重視からペルソナ重視へ

マーケティングでもライティングでも
WEBでアプローチする以上、
ステータスでカテゴライズするよりも、

ターゲットがどのような人物で、どんなことに興味を持っているかを絞り込んだ上で
ライティング(マーケティング)することが重要になってきました。

今後、SNS普及率が高まると予想され、それに伴い
メディアのマーケティングはマスよりもトライブを狙うようにシフトしています。

今後、WEBライティングのコンテンツを強化するなら
トライブを意識した方が良いかもしれませんね。

この記事を書いた人

松尾勲樹

【無料オファーに特化した集客、販売コンサルタント】10代で起業後、ドコモ、KDDIをはじめとするキャリアの正規代理店となり携帯ショップの先駆けを果たし全国一位の販売成績を達成。FC店も仕掛けて年商10億円の企業へと成長させる。現在は、これらの実積から得た経験とノウハウを多くの店舗ビジネス系オーナー、コンサル型ビジネス、コンテンツビジネスをする人にインターネットを活用したマーケティングの仕組化、WEB戦略コンサルティングのコツを年間600社以上にアドバイスし続けてる。 この人の投稿をみる