無料オファーに向上心を持たせる
全てのマーケターは「自分の商品は売れる」と思って
日々、ビジネスに勤しんでいます。
自分が出せる最大のパフォーマンスでコンテンツを提供し
見込み客には、自分が扱うノウハウを出し惜しみせず紹介しているはずです。
少なくとも“売れてるマーケター”は、こうした心構えを持っているでしょう。
しかし、この「自分の扱っているコンテンツは最高のものだ」という考えが
時として、落とし穴になることがあります。
今回は、自分商品化プログラムの賞味期限と
クオリティアップの関係性についてお伝えしたいと思います。
1.自分商品化プログラムに賞味期限はあるのか
ここでひとつ、考えて頂きたいのが
今現在、あなたが最高の無料オファーだと思っているコンテンツは、
「3年後も最高のオファーですか?」ということを考えてみましょう。
きっと3年も経てば、ユーザーの思考も変わり
ビジネス環境も変わっていくでしょう。
そうなった時、今のオファーはどの程度まで
通用するのかという事を少しでもいいので考えてみてください。
2.自分の成長が商品に反映される
自分商品化プログラムの場合、自分のコンテンツに自信を持つこと、
こだわることは、とても大切です。
ただし、独りよがりになってしまうと
見込み客を無視した提案になってしまいます。
あなたは、自分商品化プログラムのコンテンツをブラッシュアップするために
勉強したり、新しいスキルを得て、進化を目指していると思います。
だからこそ、コンテンツにも常に改良を加え続けてもらいたいのです。
自分は成長するけど、ノウハウはそのままで提供するというのは
少し怠慢な気がしますね。
自分商品化プログラムを確実に成功させたいのなら、
あなたが成長するたびにコンテンツが生まれ変わらなければならないのです。
3.自分の商品に固執してはいけない
ビジネスが上手にいかないケースに「商品に固執する」というのがあります。
自分の商品は最高のものだ! 自分のサービスは絶対に売れる!という
信じる思いが強すぎて、お客さんのニーズについて考えなくなっているのです。
自分を信じることは決して悪くありませんが、これではただの“独りよがり”です。
上記の考えは、自分の商品にお客さんがついてくる。という考え方ですが
本来は、お客さんに自分の商品を合わせていく。というのが正しいビジネスのやり方です。
そもそもお客さんは、商品が欲しいわけではありません。
自分の悩みを解決するために、あなたの商品を購入しているのです。
あなたの商品を購入するお客様が現段階では、決して「あなたのファン」とは限りません。
優れた価値のある商品を売り続けリピートしていただく仕組みが必要となります。
4.お客さんは非常にドライに商品を選ぶ
全てのビジネスにいえることですが、お客さんは
「悩み」「不便」「不満」を解消するために商品を購入しますので
お客さんは、願望、便利、満足を満たしてくれる商品や人に集まります。
残酷かもしれませんが、
お客さんは、より自分の悩みや願望を叶えてくれる人や商品を探し求めているので、
あなたがお客さんの欲求を満たせる唯一無二の存在(人・商品)にならない限り、
選んでもらえないのです。
5.無料オファーで悩みを解決する
お客さんは、自分の不安や悩み、願望を叶えてくれるなら
本来、誰だって良いし、出来ることならお金を使いたくありません。
無料で願望が叶うのであれば、無料に越したことはありません。
もし、無料オファーでお客さんの願望が叶えられた場合
「餌だけ食べられて逃げられた」と思う方もいるかもしれませんが
ここからが逆にチャンスだと考えるべきです。
あなたの無料オファーで見込み客の不安を解消できたら
お客さんは「無料でこんなに効果があるなら、有料の商品だったらどうなるんだろう」と
希望を抱いてくれます。
あなたの商品(サービス)効果については、無料オファーで確認済ですから、
必ず良いお客さん(ファン)になってくれることでしょう。