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三山純のWEBライフ!

議員と市民が対話

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皆さんはパプリカの健康作用をご存じですか?
今回は三山純
パプリカ関連の情報をご紹介いたします。

三山純が調べてみた

食品への放射線照射を考える議員と市民・消費者の集いが、3月13日、東京都千代田区の衆議院第一議員会館で開催された。参加した国会議員は衆議院議員・民主党の岡本充功氏と下田あつこ氏、消費者からは照射食品反対連絡会、内閣府食品安全委員会の担当者が参加した。放射線照射に関する近年の情報と、今後の審議の予定などが話し合われ、さまざまな意見交換が行われた。
放射線照射は、一定の時間、管理された量の電離放射線を照射することによって食品を殺菌処理することで、欧米やアジア各国など50余ヵ国で200種を超える食品に対して照射が許可されている。日本では、食品衛生法でじゃがいもの芽止め目的のみ許可されている。
昨年5月末に、米国より輸入した健康食品用の大豆原料に放射線を照射していたことがわかり自主回収となり、健康食品業界に大きな衝撃を与えた。
また、昨年12月には、ドイツから輸入される予定であったパプリカに照射が見つかったとする日本側と、同じ検体を調査して照射は行われていないとする製造元での原因解明の調査が両国間で途中経過にあるなど、食品市場全体の問題となってきている。

三山純がさらに調べてみた

照射食品反対連絡会は、検知法の技術的確立ができていないこと、照射によって生成される物質「シクロブタノン類」に発がん補助性があるとする指摘があるが、その安全性などについて、詳しく調査をすることなどを要望した。岡本議員と下田議員は、「国会で、もっと取り上げられるように努める」と語った。
放射線照射は、安定した殺菌能力により処理のコストが低く抑えられ、また、果実や野菜の成熟を遅らせるなどの特長がある。すでに、全日本スパイス協会が厚生労働省に要望書を提出しており、日本原子力研究開発機構でも、許可要請を打診している。しかし、消費者からは強い反対意見が挙がり、審議は難航している。
厚生労働省は現在、使用許可の要望が妥当かの審議のため、三菱総研に約2993万円の予算計上してを、食品への放射線照射についての科学的知見の取りまとめを委託している。この報告を参考に同省では食品安全委員会に審議を要請する予定だ。
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三山純

可能性示唆

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皆さんはクロメ由来の海藻ポリフェノールエキスをご存じですか?
今回は三山純
クロメ由来の海藻ポリフェノールエキス関連の情報をご紹介いたします。

三山純が調べてみた

長瀬産業(東京都中央区)は、クロメ由来の海藻ポリフェノールエキスが、食後高血糖の是正および糖尿病合併症の進行を抑制する可能性があることを発表した。将来的に特定保健用食品の開発を目指し、ヒト試験などを行っていく。
同社では、かねてからフロロタンニン類を主成分とする海藻ポリフェノールエキスの新規機能性の研究を続けており、デトックス効果、整腸作用、大腸がん予防効果があることを見出していた。クロメからポリフェノール含量90%以上の海藻ポリフェノールエキスを作製し、抗糖尿病効果について検討を行った。検討の結果、海藻ポリフェノールエキスは、デンプンを分解するα-アミラーゼに対して強い阻害効果を示し、正常マウスを用いた動物試験から海藻ポリフェノールに血糖値上昇抑制効果があることを確認した。また、過食、肥満、高血糖、高インスリン血症などの症状を示す2型糖尿病モデルマウスを用いた実験を行った。実験は、血糖値が400mg/dl以上となった糖尿病発症マウス(1群7匹)に、0.1%海藻ポリフェノールエキス溶液を飲水で5週間投与した。一方、対象群には水道水を投与させた。その結果、海藻ポリフェノールエキス投与群は、対象群と比較して血糖値の上昇が有意に抑えられた。また、血中インスリン量は対象群の65%を示し、有意に低くなることを確認した。これにより高インスリン血症の進行抑制が推測された。さらに、海藻ポリフェノールエキス投与群の腎臓を観察した所、対象群と比較して、腎臓メサンギウム基質増加がみられる糸球体の個数が有意に少なかった。この結果から、糖尿病による腎臓障害の悪化が、海藻ポリフェノールエキス投与によって抑制される可能性が示唆された。この研究は、明治薬科大学の奥山徹教授、京都大学の藤多哲朗名誉教授との共同で行ったもので、第3回ポリフェノールと健康国際会議(ICPH)にて発表された。
クロメ(褐藻類コンブ科クロメ)は、本州太平洋岸の中部・南部、四国、九州および本州日本海岸に広く分布し、漁村などでは長年の食経験をもつ海藻である。含有するポリフェノール成分としてトリフロロエトール、エコール、ジエコールなどのフロロタンニン類が知られており、静菌・抗菌活性や糖質分解酵素α-アミラーゼに対する阻害活性が報告されている。

三山純がさらに調べてみた

さらに同社は、ローズマリーに含まれるカルノシン酸を豊富に含む「ローズマリーエキスCA」を開発した。Nrf2を介した生体防御機構の活性化や中枢神経(脳)への酸化ストレスを強力に低減する作用が期待できることから、血管性疾患や神経変性疾患の予防医療に貢献できる素材として今後の動向が注目されている。
「ローズマリーエキスCA」は、従来のローズマリーエキス製造における課題点であった、少量しか抽出できない問題とカルノシン酸の含有量が増えると安定性が低くなりがちになるという問題をクリアした新素材である。通常のローズマリーエキスは、原料のローズマリー生葉が含有するカルノシン酸量が極微妙であるため、抽出量が少ない。また、濃度が高くなるにつれて安定性が悪くなることから市場では低濃度品が多く流通している。同エキスは、独自抽出技術を用いたことで高濃度抽出と安定性向上を実現している。
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幅広い機能性を研究

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皆さんはAC強化チキンエキスをご存じですか?
今回は三山純
AC強化チキンエキス関連の情報をご紹介いたします。

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天然調味料メーカーの東海物産(東京都千代田区)は、丸鶏から抽出した「アンセリン‐カルノシン(AC)強化チキンエキス」シリーズを上市している。
健康食品市場に向けて、抗疲労をはじめ抗酸化・抗糖化作用が期待できる素材として提案を進めており、自社製品も販売している。
AC強化チキンエキスは「AC‐5」(5%品)、「AC-10」(10%品)、「AC-15」(15%品)、「AC-40」(40%品)の4品をラインアップしている。「―5」と「―10」はチキンの風味が強く、「――15」は、たん白質・アレルゲンを除去し、機能性をさらに向上させた。「――40」は、独自技術によってチキン風味を完全に消したことから、ドリンクを含むあらゆる食品形態に利用できる。加えて、同社はアンセリン・カルノシンを任意の純度で大量精製する技術を確立しているため、ユーザーニーズに合わせた処方が可能で、60%品も供給可能だ。

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機能性研究に関しては、農水省のニューフードクリエーション技術研究組合を通して食品総合研究所との共同研究を行うなど、積極的に機能性を追求してきた。特に、塩素系(CIO)ラジカルに対して強力な抗酸化力を持つことを見出している。そのほか、水酸化(OH)ラジカルに対するポリフェノール類、窒素系(NO3)ラジカルに強いビタミンCなどと組み合わせることで、新しい抗酸化製品の開発も検討している。この組み合わせは、台湾では既に特許を取得し、日本と欧米でも出願中である。
同社は今後、アンセリンの抗疲労分野をはじめ、アンチエイジング分野にも市場を拡大を目指していく構えだ。
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抗メタボ・便秘改善効果に注目

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皆さんは特殊3分搗き米をご存じですか?
今回は三山純
特殊3分搗き米関連の情報をご紹介いたします。

三山純が調べてみた

東京フーズクリエイト(東京都中央区)は、ギャバなどの栄養素を豊富に含む特殊3分搗き米「芽ぐみ米」を販売しており、今年5月に製品および製造方法について特許を取得(登録名称「胚芽付き搗精米及びその製造方法」(登録番号4300555))したことで業界から注目を集めている。
芽ぐみ米は、特殊精米ブラシで玄米表皮の苦みや渋みをもつ物質だけを除去し、油層(糊粉層)と胚芽を残した精米。栄養素は、白米100g中と比較(括弧内は白米の含有量)すると、ギャバ6mg(1mg)、食物繊維1・50mg(0・50mg)、亜鉛1・80mg(1・54mg)、マグネシウム86・4mg(31・1mg)、カリウム150mg(71・7mg)、ナイアシン5・10mg(1・90mg)、ビタミンE0・70mg(0・20mg)と豊富に含む。
機能性については、ノートルダム清心女子大学の菊永茂司教授や玄米研究所の堀野敏郎氏がラット試験で糖尿病や高脂血症、高血圧の抑制効果を確認している。さらに菊永茂司教授は臨床試験で特殊3分搗き米摂取による便秘改善効果を確認し、3月に行われた岡山県産業振興財団の「機能性食品関連研究」で発表した。

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販売は、通販をはじめ都内の調剤・薬局、ドラッグストア、コンビニ約200店舗で販売するほか、CATVを利用したマーケティングを行う。また、芽ぐみ米を活用した商品として、おかゆやリゾット、チヂミや押し寿司などにも利用されるほか、レストランの健康メニューの一部として採用されている。現在、酒造メーカーとタイアップした商品開発も検討中。
同社は、日常の食事から生活習慣病の予防・改善効果が期待できる食品として消費者認知を広めていき、特に「米離れ」しがちな女性に強く訴求しく構えだ。
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最盛期の50%近くまで上昇

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皆さんはヒメマツタケをご存じですか?
今回は三山純
ヒメマツタケ関連の情報をご紹介いたします。

三山純が調べてみた

最盛期で300億円超の市場を形成した後、厚生労働省よる一部製品に対する発がん促進作用の指摘を受け100億円未満にまで縮小したアガリクス市場が本格的な回復基調に乗っている。健康食品・医薬品・化粧品の総合販売サイト「ケンコーコム」(9月1日~30日)では、日本食菌工業から販売されている「ヒメマツタケ多糖体顆粒ABPS」やエス・エス・アイが販売する「仙生露顆粒ゴールド」がそれぞれ4位と7位に登場するなど販売量の回復が目に見える形で現れている。
薬局・薬店・ドラッグストアを主な販売ルートとし昨年の厚労省の発表時には大打撃を受けたエス・エス・アイ(東京都中央区、☎03・3660・1235)は現在、主戦場の薬局・薬店・ドラッグストアにおいて緩やかな回復を歩んでいる。傾向として、予ねてからの顧客などから時折一連のアガリクス問題に関する問い合わせを受けるものの、全くの新規ユーザーにおける風評はほとんど見られないという。同社はこのような新たなユーザーが販売店に問い合わせをし、受注に繋がっているのではないかと分析する。実際に百貨店など製品の安全性・信頼性を一層重視する店舗への納品も進み、販売店レベルでのアガリクス製品への認識の変化を肌で感じている。

三山純がさらに調べてみた

また、アガリクスの自主安全基準の策定を進めているアガリクス・ブラゼイ協議会(東京都港区、☎03・5537・3810)は、「市場全体の底上げが進みつつある」と指摘する。各社の動向を勘案すると市場は現在140~150億円程度までに回復してきているのではないかと推測、この流れを一層強固にするために引き続き精力的な活動を行う。
協議会では、11月3日~4日に福岡の九州大学で開かれる「第10回日本補完代替医療学会学術集会」に合わせ米国・バーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院がんセンター効果調査センターのジェームス A.タルコット博士が特別来日し「アガリクス・ブラゼイ・ムリル摂取におけるQOL改善の評価」と題した論文発表記念講演を行うことを受け、ランチョンセミナーを開催する。日本初の補完代替医療講座を持つ金沢大学大学院医学系研究科臨床研究開発補完代替医療學講座の大野智准教授とアガリクスの権威で金沢大學VBL長の太田富久教授に登壇してもらい「アガリクス・ブラゼイにおける安全性と有効性の評価」と題した講演を行う。
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韓国スローカロリー研究会

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関連の情報をご紹介いたします。

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「韓国スローカロリー研究会」(事務局:ネオクレマール社・J.H.Kim代表)が発足された。日本でマーケティング活動が進められてきた「スローカロリー」の概念が韓国で評価されたもので、4月28日には、ソウル郊外にあるKINTEXで発足式を開催。生理学的研究や食品化学を専門とする研究者および食品メーカー開発担当者など総勢70人が駆けつけた。
スローカロリーは、機能性糖質として注目されるパラチノースが流動食に応用された実績を基に三井製糖が提唱する新しい糖とカロリーの考え方がベースとなっており、日本では「スローカロリー・プロジェクト」として活動が続けられている。糖質摂取で留意すべきことはカロリーの量よりも消化吸収速度であり、生活習慣病予防やダイエットなどに効果のある食品開発をサポートするために科学的エビデンスが確立されたパラチノースを前面に打ち出したマーケティング手法でもある。

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本研究会は、①スローカロリーの研究成果の共有②大学などの研究機関と食品メーカーとの開発および協業推進③韓国加工食品の健康面における品質改善を通じた健康増進④1人でも多くの人にスローカロリーの概念を普及すること、を目的としている。さらに会員向けにマンスリーレポートを発行し、日本のスローカロリー研究に関わる研究者を韓国に招いての講演会なども主催していく予定だ。
すでに韓国ではスローカロリーの考え方を応用した商品開発が進められるようになっており、韓国の豆乳最大手ブランド「ベジミル(Dr,Jung’s Foods)」から「GIプロジェクト・べジミルエース」が発売されるなど、メーカーからの理解も得られている。今後も本研究会から発信されたエビデンスを基に、スローカロリーをコンセプトとした食品開発が活発化していきそうだ。
スローカロリーのコンセプトは、人口の減少や高齢化社会を迎えるに当たり、量よりも質が問われる食品開発が活発化していくなかで、特に高齢者も安心して楽しめる嗜好性の強い食品開発を促していく考え方。賛同する韓国の研究者や食品メーカーは、スローカロリーを韓国人の食生活や食品産業の実態に適応するかたちで普及させたいとかねてから研究会の設立が望まれていた。
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食香粧研究会にて

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食香粧研関連の情報をご紹介いたします。

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 食香粧研究会(会長=高野克己・東京農大学長、事務局=北海道網走市、東京農大食品香粧学科事務室内)は9月13日、東京農業大学世田谷キャンパスで「痩身を科学する―知っているようで知らない痩身の秘密―」をテーマにシンポジウムを開催した。シンポジウムでは、北海道大学の斉藤昌之名誉教授が褐色脂肪を増やして肥満を抑制する方法について講演した後、抗肥満が期待される食品および食素材紹介を挟み、東京農大の桜井智野風准教授(スポーツ科学)が痩せる運動と痩せない運動の違いについて概説した。
 斉藤名誉教授の演題は「食感覚刺激による褐色脂肪の活性化と抗肥満効果」。日本人の肥満者の割合は過去30年間増え続けているが、この間総エネルギーや脂肪の摂取はやや減少あるいは横ばいにあり、肥満の原因はエネルギー消費の減少にあるとした。そこで着目したのが脂肪を燃やして熱産生に働く褐色脂肪組織。褐色脂肪はエネルギー消費を通して体脂肪の調整に関与しており、ヒトでは若年期には比較的多く存在しているが、加齢とともに減少し、50歳以上では10%以下となる。ところが、活性脂肪は寒冷に暴露されると増える性質があり、また、温度受容体であるTRPチャネルのアゴニストの一つであるカプサイシン類縁体(カプシエイト)の摂取によっても褐色脂肪が増加する。同様に、ショウガやミント、ワサビ、シナモンなど、多くの食品成分にTRPチャネルアゴニストが存在。さらにグレープフルーツなどの臭い刺激によっても褐色脂肪が活性化されることが知られており、肥満軽減効果が期待される。

三山純がさらに調べてみた

 桜井准教授は、皮下脂肪は外からの衝撃や気温の変動から身を守る働きがあり、簡単に増減できない。一方、エネルギーとして使いやすいように内臓に蓄積された内臓脂肪は、常に出し入れできる状態に進化してきた。エネルギーの消費機関である骨格筋には速筋と遅筋があり、速筋は乳酸をよく消費し糖を主に消費する。一方、遅筋は有酸素運動でミトコンドリアがエネルギーを送り出しており、脂肪燃焼を活発化する。また、リバウンドしないダイエットには筋トレを上手に取り入れることが重要である、と述べた。(関連記事2面)
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腸管内ポリアミンと寿命の関連

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皆さんはLKM512をご存じですか?
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LKM512関連の情報をご紹介いたします。

三山純が調べてみた

 協同乳業(東京都中央)はこのほど、プロバイオティクスビフィズス菌「LKM512」の摂取に寿命伸長効果があることを明らかにした。この効果はマウス試験によるもので、大腸内のポリアミン濃度を増加させることで寿命伸長効果を得られることとなった。今回の発表は、腸内環境改善によるアンチエイジングの証明となったほか、腸内ポリアミン濃度の増加による大腸の老化抑制や抗炎症効果が寿命伸長に繋がったことを示した世界初の研究であることから、健食業界だけでなく医療業界からも高い関心が寄せられ、早くも話題となっている。ポリアミンは、DNA、RNAたん白質の合成および安定化や細胞の増殖および分化に関与している生理活性物質である。これまで抗炎症作用、抗変異原作用、オートファジーの誘導、腸管バリア機能維持・促進などの作用が報告されており、濃度が高まることで生物にとってプラスになることがわかっていた。
研究は「LKM512を投与することで腸内細菌にポリアミンを生成させ、老年病の原因である慢性炎症を抑えることが可能になる」という仮説を検証するものとして実施。実験は、10ヵ月齢のマウス(ヒト換算30~35歳)をLKM512摂取群、ポリアミンの中でも最も活性が強いスペルミン投与群、生理食塩水摂取(コントロール)群の3群に分け、週3回の経口投与を行い比較した。
その結果、LKM512群マウスは、大腸内のポリアミン濃度を上昇させることで大腸バリア機能を維持し、抗炎症効果に加えて寿命伸長作用があることを確認した。スペルミン摂取群でも一定の寿命伸長効果はあったものの、LKM512と比較すると弱かった。

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これらのことから、カロリー制限以外の方法で、マウスの寿命伸長効果が得られることを証明した数少ない成果となった。同社は、LKM512の摂取が単なる長寿ではなく、体内環境を向上し、健康寿命を延ばす効果を持つことを重要であると考えている。今後、炎症関連以外のマーカー解析や別の試験も実施を検討している。
なお、本研究結果は、米国オンライン科学誌「PLoS ONE(プロスワン)」で8月17日に公開され、海外からも高い関心が寄せられた。
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参入相次ぐ原料市場

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皆さんはL-シトルリンをご存じですか?
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L-シトルリン関連の情報をご紹介いたします。

三山純が調べてみた

 アミノ酸の1種である「L-シトルリン」は今年4月17日に通達された食薬区分改正通知で非医薬品に区分され、8月17日には食品衛生法上の解釈通知により“食品”として流通できることになったことから、今秋に入ってから、新しい健康食品素材としての「L-シトルリン」の原料を取り扱う企業が相次いでいる。最近は健康食品業界におけるヒット素材がないため、大きな期待が寄せられている。しかし、業界では知られているものの、消費者への認知はまだこれからである。
取り扱い企業は、すでに国内で発酵生産している協和発酵工業(東京都千代田区)をはじめ、プロテインケミカル(東京都中央区、℡03・3273・0106)、トレードピア(東京都中央区、℡03・5542・2010)、丸栄トレーディング(東京都千代田区)、公知貿易(大阪市中央区)などが取り扱っている。
 協和発酵は、9月4日から本格販売に乗り出した。「発酵シトルリン協和」という商品名で、飲料や健康食品、一般食品に向けに市場開拓している。また、末端の健康食品として「リメイクシトルリン」を新発売、シトルリンが6粒(1日推奨摂取量)中に800㎎配合されている。
各種アミノ酸を製造販売しているプロテインケミカル(東京都中央区)も今秋から原料市場に参入した。同社は、食の安全を最優先に考え、国内生産にこだわっていることから、中国から発酵の原料製品を輸入し、国内の自社工場で再度精製して供給している。

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末端製品でも、前述した協和発酵のほか、健康体力研究所(東京都千代田区)が、シトルリン配合のスポーツサプリメント「BCAAシトルリンプラス」(内容量:188g、7875円)を11月末から販売し注目された。末端市場ではまだ大型の商品が出ていないが、来年早々から登場してくだろう。
 現在、シトルリンの原料相場は、約1万円程度で推移しており、中国品は比較的安価である。ただ、中国でもアミノ酸工場が排水問題などで倒産が多発しており、市況は強含みで推移している模様で、国内市場に影響を及ぼしている。シトルリンの国内市場規模はまだまだ数字にするほどには至っていないが、来年春頃にはいくつかの大型製品が登場することが予想され、将来楽しみな健康素材となっている。
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茶含有ポリフェノール

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皆さんは紅茶含有ポリフェノールをご存じですか?
今回は三山純
紅茶含有ポリフェノール関連の情報をご紹介いたします。

三山純が調べてみた

 アサヒ飲料(東京都墨田区)は、山形大学農学部生物資源科の五十嵐喜治教授との共同研究において、紅茶含有ポリフェノール飲料の脂質代謝および糖代謝への改善効果を動物試験で確認した。とりわけタンナーゼ処理した同飲料に肥満抑制や糖代謝改善の効果があったとしている。
 今回の研究は、紅茶飲料の濁り防止に用いられるタンナーゼ処理により、紅茶ポリフェノールの分子構造が変化することで、身体への機能性も変化する可能性があることから、その機能性を考察することが主目的。タンナーゼ処理したセイロン紅茶抽出液、未処理の抽出液を用意し、それぞれマウスに与え(ヒト体重60㎏換算で1日1l)、脂質代謝改善、糖代謝改善の両面から比較試験を実施した。また対照群として抽出液を与えないマウスも用意し試験を行った。
 脂質代謝改善については、高脂肪の太りやすい餌を与えた際の血中の中性脂肪濃度と、長時間の食餌による内臓周辺脂肪の蓄積量および脂質代謝遺伝子の発現量を比較した。その結果、食餌2時間後の血中中性脂肪の上昇および長期食餌後の内臓周囲脂肪の蓄積量について、抽出液を与えない区と比較してタンナーゼ処理した紅茶抽出液を与え続けたマウスに有意に低下がみられた。また、脂質代謝関連の遺伝子の抑制が確認され、タンナーゼ処理した紅茶ポリフェノール含有飲料に肥満抑制があることが示唆された。

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 一方、脂質代謝については、高脂肪な餌を与え続けたマウスにおいて、空腹時の血糖値はタンナーゼ処理の有無に関わらず、抽出液を与えたマウスで有意に低下した。インスリン分泌量については、抽出液を与えないマウスに比べ、タンナーゼ処理した紅茶抽出液を与え続けたマウスに低下傾向がみられ、糖代謝関連遺伝子の抑制が確認された。また、ラットにおいて同様の試験を行い、タンナーゼ処理した抽出液を与えたラットの空腹時血糖値が、抽出液を与えないラットと比べ低下する結果となった。これらのことから、紅茶ポリフェノール飲料、特にタンナーゼ処理したものに糖代謝改善効果があったとしている。
 この研究結果は「日本食品科学工学会第58回大会」でも発表している。
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