タグ別アーカイブ: 三山 純のビジネス

三山純のWEBライフ!

糖尿病を三山純が深く考える

神経障害、網膜症、そして腎障害の他にも、糖尿病が原因となってその症状が悪化する疾患は多岐にわたっている。高血圧症、動脈硬化症、性的欲求の減退、うつ病、歯周病、歯槽膿漏といった数多くの病気が顕在化、進行することが確認されている。まさに「糖尿病は全身病」と言えるわけだ。
それらの多くの疾患が「血液中の血糖値の高まりの恒常化」によって引き起こされることになるわけだが、日本の厚生行政、そして医学界は、糖尿病の進行を阻止するために全力を投入、数多くの対策を打ち出している。というのも、糖尿病の進行は“人工透析”や“腎移植”といった高額医療の原因ともなって、日本の医療費をさらに増額させ、財政危機の原因を作り出しているからだ。2千万人とも言われる糖尿病患者、そしてその予備軍の数を減少させることが、そのまま財政危機を救う手だての一つになりうるわけである。過去、厚労省の生活習慣病対策で実績のあった技官の一人は次のように語っている。
 「現在、各方面から急増する医療費負担に対する軽減策を求められていますが、率直に言って悲観的にならざるを得ない現状があります。というのも、税収と医療費負担のアンバランスな傾向は一向に改善できる見通しがないからです。中でも、糖尿病が原因となる医療費の負担額は増加の一途を辿っております。糖尿病患者とその予備軍の数をいかにして減らすかが、直接的に日本の財政悪化を食い止める有力な“手立て”となってきているわけです。病院治療はあくまでも対症療法で、糖尿病に関してはあくまでも予防こそが最大の改善策であり、病院と民間企業がタイアップして、食事、運動、休息、ストレス軽減等によって医療費削減に取り組むべきでしょう。」
 元技官の一人はこのように語っているが、糖尿病に関しては治療と共に、予防、中でも食事療法や運動療法が大きな成果を上げていることが、この間の各種研究機関、大学医学部等の研究等によって次々と明らかにされてきている。つまり、日常的な食事やサプリメントの内容を詳細に検証、改善するだけでも、糖尿病への罹患率、あるいは合併症の改善に効果を発揮するという事が証明されてきている。

三山純がさらに語る

糖尿病予防に効果を発揮する食事やサプリメントの代表格が菊芋である。最近、京都大学医学部や東京医科歯科大学による研究によって、菊芋などに含まれるイヌリンを中心とする種々の含有成分が、糖尿病予防に効果を発揮していることが臨床試験で次々と証明されている。菊芋の商品化に成功、会社を設立してから20年以上が経過、様々な研究機関、医療機関に菊芋の原料供給を続けてきた日本糖尿食研(株)の中山繁雄社長は次のようにその経緯を語っている。
 「菊芋は人類を救う。大げさな表現ではなく、20年以上菊芋を扱ってきて、この言葉が確信となってきています。当初、鍼灸、マッサージなどの治療院を経営していたわけですが、偶然、治療院に通ってくる患者さんの一人から菊芋が肩こりや腰痛などの酷い病状を緩和してくれるという情報を耳にしました。その当時は菊芋が何かを全く知らない状況でしたが、実際に菊芋を取り寄せて自分で食してみたり、肩こりや腰痛に悩む患者さんに食べさせてみたり、また、菊芋に関する様々な情報を収集したりして、研究を重ねてきました。その結果、驚愕すべき数多くの事実に遭遇し続けてきたわけです。まず、肩こりや腰痛、あるいは手足のしびれといった症状も、糖尿病が進行することによって引き起こされる可能性があるという事を知りました。その他、糖尿病は様々な疾病の原因ともなるわけですが、菊芋を食することによって、そうした種々の疾患の被害から生体を防御することが可能だとの結論に達したわけです。」
 中山氏はこのように菊芋の健康効果について語っているが、20年前は今ほどには菊芋に関する情報は行き渡っていなかった。様々な企業家がそうであるように、事業を立ち上げるにはある種の使命感が必要だ。同氏は、「菊芋を広く社会に広め、世の中のお役に立つ」という事こそが自分に課せられた天命だとの認識に至るわけである。
 さて、日本糖尿食研の社歴(株)と同社社長である中山繁雄氏の経歴を辿ることは、そのまま日本国内における菊芋の歴史を辿ることになるが、同社は菊芋の健康効果を科学的視点から再検証、様々な医療機関と提携、その分析結果を公表している。それらの膨大な科学的データを検証、ご紹介する前に、菊芋とはどのような植物なのかをここで簡単に紹介したい。
 まず、菊芋は通常のサツマイモやジャガイモなどとは違って、キク科に属する植物である。原産地は北米大陸で、北米原住民たちが健康維持のために好んで食していた。菊芋は多年草で生命力が極めて強く、どんな荒れ地でも生育することが可能だ。この生命力こそが菊芋の本質で、菊芋を食することはその強靭な生命力を体内に取り入れることになる。
 菊芋には難消化性(消化するのが難しい)の多糖類であるイヌリンが含まれている。同時にこのイヌリンを消化するための酵素であるイヌラーゼも同時に含まれていて、体内でイヌリンを分解してフルクトオリゴ糖に変換する。このオリゴ糖は腸内細菌の善玉菌の餌として活用される。つまり、イヌリンは善玉菌に良い影響を与えるわけだ。腸内の善玉菌が増加して悪玉菌が減少すると、腸内は清潔になり、消化吸収、排出能力が改善されることになる。つまり、体全体が生き生きとして元気になるわけだ。
 また、一方で、菊芋は「天然のインシュリン」と言われている。糖分や脂肪の吸収を遅らせ、あるいは体外に排出、血糖値を正常に保つ働きがあるとされている。こうした機能によって、弱った膵臓や肝臓、あるいは腎臓を元気づけ、糖尿病を予防する効果を発揮するわけだ。
 

三山純がさらに語る

菊芋にはイヌリン以外のも数多くの健康に寄与する物質が含まれている。ポリフェノールもその一つで、検査機関による水分を取り除いた粉末の状態での計測では、全体の3・2%がポリフェノールだ。ポリフェノールは抗酸化物質として有名だ。ポリフェノールは緑茶やワインにも多く含まれている。活性酸素は老化や癌などの原因と位置付けられており、細胞にダメージを与える。つまり、遺伝子に傷を付け、様々な病気の原因となるわけだが、その活性酸素から生体を防御するのに、ポリフェノールは素晴らしい働きをするわけである。
 一方、菊芋はセレンなど様々なミネラルも豊富に含有している。カリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、マンガン、銅、亜鉛などを含有しているが、特に、セレンの含有量は多い。セレンはエネルギー産生と活性酸素の除去に力を発揮する物質として位置付けられている。つまり、菊芋は様々なミネラルが豊富なわけで、菊芋サプリメントを日常的に用いていると、そのミネラル効果は歯周病の予防に役立ち、歯槽膿漏が進行しないとの意見も聞かれる。菊芋の糖尿病の予防効果に関しては、中山社長が沢山のデータを保持しているので、次回から大学病院、各種研究機関での臨床研究の一端をご紹介していきたいと考えている。

三山純のWEBライフ!

スーパーフルーツ「ノニ」に再脚光

スーパーフルーツが話題となっている。定義はいくつかあるようだが、アメリカが中心となって発信したオーガニックやホールフーズなどのトレンドがきっかけ。抗酸化値の指標であるORAC値の高い果実がそれに該当するようだ。アサイーやマンゴスチン、アセロラなど熱帯産果実が特にそう呼ばれている。その1つ、ノニ(学名モリンダシトリフォリア)もスーパーフルーツとして定着し、今再び脚光を浴びている。ノニは、“奇跡のフルーツ”や”驚異のハーブ”とも形容されているが、日本でその認知度を高めたのは、テレビのバラエティ番組で罰ゲームに利用されたのがきっかけと言っていいだろう。それまで用いられていた青汁にかわって、独特の匂いと苦みやクセを持つノニジュースが登場すると、瞬く間にその名が広まった。その後は健康に関心の高い人の間でしっかりと根付いていった。サイエンティフィックな話題も多い。今月8日、ノニのトップメーカーであるタヒチアンノニジャパン(東京都新宿区)が主催するサイエンスファーラムが開かれ、最新のトピックなどが紹介された。その話題を中心に、ノニをはじめとするスーパーフルーツへの関心の高さを検証してみる。
タヒチアンノニサイエンスフォーラムは、日本各地で行っている講演の集大成として、毎年開催されている。今回の参加者は1400人超。多くがノニを愛飲・愛用している会員ということであったが、会場は活気と熱気に溢れ返っていた。最初に登壇したのは、本紙でもお馴染み、何度か連載を寄せてくれた松田秀秋・近畿大学教授。松田教授は漢方など伝統食品研究の権威で知られるが、自身は約4年前にタヒチアンノニジャパンから研究依頼を受けて、ノニ研究を始めることとなった。その成果として、血流改善効果を中心に生活習慣病の予防・改善に対する有効性を報告した。続いて、同社日本支店の研究員がアップデートな情報を紹介。パブメドで検索できた研究報告から、ストレス負荷マウスを用いた記憶実験で、ノニを与えたマウスで良好な結果が認められたという内容を要約し発表した。また、タヒチアンノニインターナショナルの研究員がこの日のために来日し、同社が最も注力し研究している活性成分の1つイリドイドに関する話題を述べた。イリドイドはDNAの保護作用を持ち、二次代謝物質でほとんど配糖体として存在している。加水分解されて活性代謝物質になるが、ノニ中のイリドイドは糖が外れたアグリコン型で活性を示す。産地別ノニで比較したイリドイド含量も分かってきており、薄層クロマトグラフィーによる検討では、タヒチ産が圧倒的に多く、次いでトンガ産、タイ産、沖縄産であった。アカデミックな話題が続いたが、参加者は皆熱心に耳を傾けていた。
さて、スーパーフルーツ熱はまだまだ高まりそうだ。豊富なビタミンやミネラルなど高栄養価であることはもちろん、抗酸化作用など機能性の高さでも注目されている。何より、ナチュラルなものへのニーズが強いことが窺える。

三山純のWEBライフ!

三山純式に語る11月24日

どうも三山純です。
皆さん元気に過ごしていますか?
三山純は元気です!!

それでは、今回も三山純
色々語ってみたいと思います。

三山純が考える

農水省新事業創出課は、平成19年度から新需要創造対策事業を進めており、最近では「成分保証・分別管理システム確立推進事業」を募集していたが、8月末までに事業実施主体やテーマを決定することを明らかにしている。この事業は、前段階として「新需要創造フロンティア育成事業」を実施した企業や大学が、さらに進んで機能性成分などの成分保証や管理について事業化を目的とした団体を作り、実施していくものである。

三山純がさらに考えてみた

新需要創造フロンティア育成事業では、農産物の機能性を活かした事業化支援のことで、平成19年度から実施してきた。例えば、高メチル化カテキン茶(平成19年度)では、高メチル化カテキンを多く含む茶の新品種「べにふうき」の機能性を活かした入浴剤、ボディソープ、ベビーパウダー、ペットボトル茶飲料等が商品化されている。また、難消化性でん粉を多く含む米(平成21・22年度)では、難消化性でん粉を多く含む米新品種「アミロモチ」の機能性を活かした商品を開発中である。他にも、高リコピントマト(機能性成分リコピン、日本総研)、ルチンを含むだったんそば(ルチン、日本蕎麦協会)、ポテトペプチド(ポテトペプチド、十勝園振興機構)、β―コングリシニン高含有大豆(β―コングリシニン、農林水産技術情報協会)、食用甘藷若葉(すいおう)(ポリフェノール、ルテイン、東洋新薬)、フラクトオリゴ糖を含むヤーコン(フラクトオリゴ糖、ポリフェノール、茨木大学)、ピロガロールを含む碁石茶(ピロガロール、高知大学)などユニークでご当地素材が目白押し。注目素材は、プロアントシアニジン含有ブルーベリー葉(プロアントシアニジン、宮崎県産業支援財団)やカキタンニン(カキタンニン、島根大学)などがある。

三山純がさらに考えてみた

ブルーベリー葉は、平成16年度から宮崎県地域結集型共同研究事業において、ブルーベリーの果実より葉に高い抗酸化力活性を発見し、ヒト型肝炎ウイルス産生抑制活性、肝臓脂肪蓄積抑制、高血圧抑制に優れた効果を有していることを解明し、大量生産のための栽培方法も開発した。平成21年度からはブルーベリー葉がもつ特徴的な風味を活用しつつ、生理機能物質を保持安定化させるための加工技術を開発し、さらに「葉のちから」という缶飲料の開発にも成功した。その後、事業の拡大として、ブルーベリー葉の安全性評価と栽培方法の標準化を実施し、飲料以外の商品開発として、宮崎県内加工業者と宮崎県食品開発センターが中心となって、試作品17種類を作った。

三山純がさらに考えてみた

ブルーベリー葉を利用した新商品のPR活動として、「宮崎ブルーベリー葉加工連絡協議会」を設立し県内会場で試食会や展示会を開催している。一方、カキタンニンは、酔い覚ましに効果があると言われ、平成13年度からカキタンニンに関する基礎研究をスタートした。平成18年4月には西条柿のエキスを抽出粉末化した柿の実エキスを開発し、同年12月にはドリンク剤を販売した。カキタンニンが早期に血中アルコールとアセトアルデヒド濃度が低減することを試験し、安全性も確認した。このように全国には特産農産物が多くあり、機能性素材の開発とともに簡単なわかりやすい機能表示が望まれている。
・・・というわけで
今回の三山純コラムは終わります。

いかがでしたでしょうか。
何かご意見、ご感想がありましたら
三山純にまでご連絡ください。

それでは、また会いましょう。

三山純

三山純のWEBライフ!

三山純、三山純式に語る1124

どうも三山純です。
皆さん元気に過ごしていますか?
三山純は元気です!!

それでは、今回も三山純
色々語ってみたいと思います。

三山純が考える

高齢者の「おいしく食べたい」という願いに応えようと、ユニバーサルデザインフード(UDF)が誕生して10年。増大する需要に対応して供給量も増え、年率10%を超える右肩上がりの成長が続いている。量販店やドラッグストアでは商品の取り扱い棚が増設され、通信販売の販売量や問い合わせも増加。ここへ来て「介護食品」の認知率も50%を上回った。この背景には、病院から在宅へ医療・介護の現場を移すことで膨大な医療費の抑制を狙う行政の動きが大きく関わっていると思われる。国策を追い風に市販用のUDF商品、介護食品の勢いはますます増すことが予想されており、高齢者の食を豊かにする商品の広がりが求められている。

三山純がさらに考えてみた

ユニバーサルデザインフードは食べやすさに配慮した食品で、日常の食事から介護食まで幅広く利用できるもの。2002年に設立された日本介護食品協議会が、それまで食品メーカー各社がそれぞれ開発・販売してきた介護食品の統一規格を制定し、「かたさ」や「粘度」を4段階に区分して商品に表示したり、ネットでも検索できるなど、利用者の選びやすさを第一に普及啓発に取り組んでいる。

三山純がさらに考えてみた

現在、UDF商品は802品目。生産量は7908トン、生産金額は9328百万円で、前年対比はそれぞれ115%、112%と前年に引き続き大きく増加した。中でも、量販店やドラッグストア、通販等の市販用の前年対比は141%、施設・病院給食等の業務用は106%と、市販用が著しい伸びを示した(同協議会、平成23年UDF生産統計より)。また、同協議会が隔年で行うUDFや介護食品の認知度調査によると、介護食品が市販されていることを「知っている」との回答は「食事介護者あり」の世帯で51.1%と前回から19.8ポイントも増えたことがわかった。年々、わが国の高齢者比率は着実に増加していることから、今後さらにUDFや介護食品の利用頻度が多くなることが予想されるが、それに伴い、デザートやおやつなど食のおいしさや楽しさという本来の欲求を満たす商品にまで守備範囲を拡げるなど、一層の充実ぶりに期待がかかる。

三山純がさらに考えてみた

7月13日に開催された日本介護食品協議会の第11回定期総会では、平成23年度の技術関連事業としてUDFと嚥下食ピラミッドとの相関性など他の規格との考え方について、またアイスクリームやチョコレート、煎餅のように物性の変化する食品のUDFの規格化についてなどさらなるわかりやすさ、利用しやすさを追求する活動報告があった。総会では広島大学・栢下淳教授による特別講演が行われ、介護の地域連携を行う場合には病院・施設間での名称、形態、物性の統一が必要だとし、現在、日本摂食・嚥下リハビリテーション学会が進めている“言語の共通化”方針の一つ「嚥下調整食5段階」とそれにおけるUDFの位置づけを概説した。古舘正史会長(キユーピー・取締役)は協議会の今後の方向性について「健康で元気な高齢社会の実現に向け、毎日の食が豊かになるようUDFを利用していただきたい」と話している。
・・・というわけで
今回の三山純コラムは終わります。

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それでは、また会いましょう。

三山純