カテゴリー別アーカイブ: 市場

三山純のWEBライフ!

ステビアの国際評価を三山純が語る

どうも三山純です。
皆さん元気に過ごしていますか?
三山純は元気です!!

皆さんはステビアをご存じですか?
今回は三山純
ステビア関連の情報をご紹介いたします。

三山純が調べてみた

ステビア甘味料が、EU加盟国において12月2日に食品添加物としての使用が認められた。EUにおける規格はステビオサイドおよびレバウディオサイドAの2成分で75%以上とし、10成分のトータルで95%以上となっている。また、官報には、食品別のステビオールとしての最大使用量が掲載されている。
国際的なステビアに関する評価は、08年12月の米国・GRASに続く大きな動きとなり、EU諸国で正式に認可されたことで、ようやく世界が認めた甘味料としての地位を確立した。EU諸国におけるステビア甘味料の規格は、甘味の基本成分であるビオサイドとレバウディオサイドAのほか、レバウディオサイドB、同C、同D、同F、ズルコサイドA、ステビオールバイオサイド、ルブソサイドとしたJECFA規格の9成分に加えて、レバウディオサイドEを加えた10成分となっている。
EU加盟国では、09年にフランスがヨーロッパで初めてステビア(レバウディオサイドAとして97%)を認可した経緯がある。今回は、EU諸国全体における使用許可となっているため、各国でステビアを配合した商品が市場に投入される見通しだ。甘味料大国である欧米で使用許可となったことから、今後、ステビアのマーケットが大きく動いていくことは間違いない。また今年の7月には、コーデックス委員会においてGSFA(食品添加物一般規格)へ登録されたこともあり、今後、東南アジアなどを含めた広い地域で認可が進められていきそうだ。

三山純がさらに調べてみた

その一方で、ステビア甘味料は天然物であるために、世界的な規模で使用が拡大した場合は供給量不足に陥る可能性がある。天候による収穫量の増減も激しく、安定価格による安定供給が難しい甘味料であるためだ。また、中国に栽培を依存している状況も、先行き市場の成長を考えた際には改善していかなければならない問題としてある。
日本発の高甘味度甘味料であるステビアが世界的に評価を高め、大きな動きをみせるようになってきたことは、非常に喜ばしいことではある。しかし、世界に進出できる日本のメーカーは一握りもない。ステビアを知り尽くした日本企業だからこそ、活躍できるステージが必ずあるはずだ。
・・・というわけで
いかがでしたでしょうか。
これで、今回の三山純ブログは終わります。

何かご意見、ご感想がありましたら
三山純にまでご連絡ください。
それでは、また会いましょう。

三山純

三山純のWEBライフ!

渋み抑え様々な食品用途へ

どうも三山純です。
皆さん元気に過ごしていますか?
三山純は元気です!!

皆さんはマロウアをご存じですか?
今回は三山純
マロウア関連の情報をご紹介いたします。

三山純が調べてみた

機能性食品素材を中心に健康食品や医療分野に向け販売を展開しているNSI(東京都千代田区)は、今年から愛媛中山栗の渋皮ポリフェノール素材「マロウア」の本格販売に乗り出す。マロウアは渋皮由来のポリフェノールを5%含有する粉末製品で、特有の渋みを抑えているのが特長。血糖値上昇抑制作用を持つ機能性素材でもある。渋みがなく様々な食品開発への応用が可能で、すでに和菓子やパンなどに採用が進み原料供給が好調なことからOEM受託製造も強化していく。国産ブランド栗を原料にしていることを強みに、サプリメントと一般食品の両分野に仕掛けていきたいところだ。
マロウアは、栗の渋皮を製粉したパウダー品。使用している栗の品種は、茨城県と並ぶ主産地である愛媛県中山町の中山栗に限定している。その製法は、まず栗の渋皮を手作業で丹念に取るところから始まる。採取した渋皮を米麹で発酵し、その後乾燥させて粉砕し精製している。特許製法である発酵工程により渋みが緩和されていることが最大の特長だ。そのため製菓製パン、製麺、お茶など多彩な食品に利用できる。さらに赤飯のような淡くきれいな紫色を発色することから、和菓子などの色付けも可能。配合のオリジナルレシピを持っており、用途に合わせた提案をしていく考え。

三山純がさらに調べてみた

また、渋皮中の独特のカテキンとエピカテキンを主成分とするポリフェノールを5%含有している。その生理活性は血糖値上昇抑制作用。村上光太郎・崇城大学薬学部教授の監修によるヒト臨床試験では有意な抑制作用が認められた。試験は11名を対象に実施、前日は絶食させ試験開始前に空腹時血糖を測定した。その後6名は、250ml水溶液に渋皮抽出物を2g混ぜたものを試験飲料として200gのご飯とともに摂取。残りの5名には試験飲料のみ摂取させた。摂取後30分、以後30分毎に120分まで血糖値を測定したところ、上昇抑制作用が確認できたというもの。ラット試験では2型糖尿病モデルを用いて有効性を確認している。推奨摂取量は250㎎。ポリフェノール素材としても特長を打ち出せる製品になっている。
マロウアはすでにサプリメントをはじめ和菓子、おかゆ、お茶、素麺、パンなどに採用されている。同社ではバックデータを持つ機能性素材として、また応用開発進む食品素材としての両面を打ち出していく意向だ。
・・・というわけで
いかがでしたでしょうか。
これで、今回の三山純ブログは終わります。

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それでは、また会いましょう。

三山純

三山純のWEBライフ!

三山純の11月健食記事まとめ

新発酵法で“フィトステノン”東洋発酵が開発
抗メタボに期待の新素材
「ユニフェス」市場開拓を本格化

東洋発酵(愛知県大府市)はこのほど、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成(平成16~18年度)を受けて、抗肥満作用物質フィトステノン「ユニフェス」(商品名)の新しい発酵による製造方法を開発し、本格的な市場開拓に乗り出した。ユニフェスは、植物ステロールを独自技術により発酵して得られた成分。健康機能として内臓脂肪を有意に低下させ、肥満を解消することが期待できる。今後、同社では抗メタボリック訴求の商品に向けて積極的なアプローチを進めていく考えだ。
新しい機能性素材「ユニフェス」は植物ステロールを、バイオテクノロジーを駆使して独自技術で発酵・反応させて、有効成分フィトステノンの含有量を高めたもの。その発酵方法は有機溶媒層と菌の培養層の2層式を利用し、水に溶けにくい植物ステロールを反応させて培養していく方法で、非常に高度な製法で、この発酵法にNEDOの助成を受けていた。
フィトステノンの内臓脂肪を低下させるメカニズムとしては、脂肪代謝を促進するβ酸化の亢進と脂肪酸合成抑制カイロミクロンによる脂質の運搬を阻害する作用がある。
体重増加抑制試験ではユニフィスを0・5%添加した高脂肪食で飼育したマウスは、ユニフェス無添加高脂肪食群に比べて有意な体重の増加抑制がみられ、その傾向は投与早期から観察されていたという。また、体脂肪減少効果をみると、ユニフェスを0・5%添加した高脂肪食のマウスは8週間後の内臓脂肪および皮下脂肪の重量はユニフェス無添加高脂肪食群に比べて有意に減少した。要するに、フィトステノンには前述したような脂肪代謝を促進する働き(β酸化亢進作用)と、脂肪合成を抑制する働きの2つ働きを持っていることがわかっている。
植物ステロールはコレステロール低減等の生理機能が明らかにされ、すでにトクホを取得したマヨネーズ用製品などが商品化され好評裡に販売されている。発酵物のフィトステノンは油と馴染みやすく、脂質と一緒に摂取することにより、期待される効果が得られるというから、今後、市場が広がっている抗メタボリック訴求分野で、新素材「ユニフェス」(フィトステノン)の市場開拓に注力し、採用されるような商品企画に訴求していく。

続・三山純の健食まとめ

メイトーファインフーズ(営業部、東京都中央区)は、ケフィアグレーンを使用したケフィア発酵製品群の拡販に力を入れる。ケフィアはここ最近、その免疫賦活効果や抗ストレス効果などが再び注目を集めており、健康・機能性食品分野にも裾野が広がりつつある。同社ではケフィアを使った殺菌タイプのヨーグルトベースのほか、ケフィアの機能性を生かせる呈味ベース、フリーズドライパウダー、加糖乳清発酵液など、用途に合わせて選べる各種ケフィア素材を取り揃えており、健食素材向けにもアピールを図っていく。
 コーカサス地方が発祥とされるケフィアは、乳酸菌や酵母からなる共生体「ケフィアグレーン」をスターターに用いる複合発酵乳。かつては「ヨーグルトきのこ」として一世を風靡したケフィアは、多様な乳酸菌・酵母群が数㎜~数㎝の粒状の菌叢を形成している。ケフィアの健康機能については古くから多くの研究が行われているが、腸内環境の改善、抗腫瘍効果、免疫賦活、抗血栓作用などが知られている。同社による実験では、ケフィア菌が産生する多糖体(KGP)がマクロファージを活性化させることで、抗腫瘍効果・抗血栓効果が得られることが確かめられている。またラットを用いたストレス実験に
おいて、ケフィアを投与した群のストレス負荷後の免疫担当細胞の減少率は、コントロール群に比べ少なく、回復も早かったことから、生体防御機能を低下させるストレスに対しても効果があることが分かっている。ほかにも血圧や中性脂肪など生活習慣病の症状の改善、アトピーや花粉症の緩和、肩こりや疲れの軽減などが報告されており、ストレスの多い現代人にとって注目の素材である。
 同社では、飲料やデザートにケフィアの風味を付与する殺菌タイプの「メイトーケフィアベース」、清澄ろ過タイプの「加糖乳清発酵液」、ケフィアベースを凍結乾燥させ、粉状に仕上げた「ケフィアFDパウダー」など各種ケフィア素材をラインアップ。乳酸菌飲料、ヨーグルトタイプのデザートや冷菓などのほか、機能性食品の原料としても応用できる製品として、幅広い用途に積極的に展開していく意向だ。

続・三山純の健食まとめ

 ニュージーランドのスピアーズ・ニュートリショナルズ社は、ミルクプロテイン原料の乳化技術を開発し、オメガ3乳濁液「ハイロード100オメガ3エマルジョン」の日本進出を進めている。同品は3年前からマッセイ大学とリデットセンターの共同研究により開発され、食品や飲料に多量のEPA・DHAを添加できる乳濁液として特許取得済みの製品である。今年7月には工場が設立し本格稼働がスタートした。
 0.4ミクロンのマイクロカプセルに入れた魚油は臭いや味の問題を解決し、脂肪酸の酸化リスクを軽減する。牛乳、アイスクリーム、ヨーグルト、菓子類、スープ等のほかベーカリーへの使用が可能であり、現在オレンジジュースへの添加品を開発中だ。加熱の際酸化が進まないため、ベーカリーほか加熱食品への活用が期待される。食品100g中60㎎の添加ができ、食品によってさらに添加量は調節できる(1食中30~1000㎎添加可能)。同品は液体タイプで牛乳と同等の粘性を持つ。
 DHA・EPAの含有量は使用する魚によって異なり、標準はDHA28.8%、EPA2.9%品。魚の組み合わせによってDHA60%まで調整が可能だ。現在は輸入魚を用いており、ヨーロッパの鮪やホキなどの魚油を使用。今後は他の海域の魚のDHA含有率も調べ、使用を積極的に進める構え。生産能力は数千t単位で対応ができ、安全性・衛生面はオーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)およびニュージーランド食品安全局(NZFSA)の動物性製品基準に適合する。また、同品では機能性の研究も進められており、基礎データとしてIBS(過敏性腸症候群)への作用が報告されている。
 同マイクロカプセルは酸化され易いものへの応用が効き、魚油以外への利用も今後開発していく方針だ。

続・三山純の健食まとめ

 名古屋大学大学院生命農学研究科の大澤俊彦教授らが進めている科学技術振興機構(JST)のプロジェクト研究「アゾポリマーを利用した『抗体チップ』の作製と食品機能評価への応用開発」が、実用化へ向けて大きく前進。バイオマーカーによる簡易な食品・素材の機能評価に基づき、科学的根拠に裏付けられた情報提供を目標とする「抗体チップによる分析研究会」がこのほど発足し、先月末に東京で公開セミナーを開いた。
 研究会は大澤教授を世話人として、京都府立医科大学大学院の吉川敏一教授、東京海洋大学大学院の矢澤一良教授、帝京大学医学部の堀江重郎教授を顧問に据え、事務局をアールアンドディーサポートグループのRDウェルネス(東京都文京区)に置いている。
 セミナーでは、吉川敏一教授が「予防医学におけるバイオマーカー測定の意義」と題して講演。少子高齢社会時代の到来で国民医療費が高騰しており、早期発見・治療より予防医学が重要になってきた。米国ではNIH(国立衛生研究所)を中心に巨大なバックアップ体制の下に研究が進められている。これまで医学の側では食品研究者をライバル視してきたが、これからは相互乗り入れが大切である。大澤・吉川組で、バイオマーカーを開発し、ヒトでの評価系の確立を目指し、食品と運動をベースに、病気になる人を減らすよう尽くしたい。現在、医者は病気になった人を診断・治療するのが仕事だが、今後は痛みを持たない人を作ることを基本的な仕事にしていかなければならないと述べ、自著「ヘルシーエイジングのすすめ」の内容を紹介し、バイオマーカーの重要性と、具体的な測定系の研究開発の現状にふれた。
 大澤俊彦教授は「抗体チップによる食品機能性評価の可能性」について講演し、これまでの研究経過(本紙06・11・15康壇など参照)にふれた後、メタボリックシンドロームを標的とする測定マーカーについて開発中のものも含めて、詳細に解説した。
 この後、RDグループの新体制について、大澤裕樹・RDウェルネス代表取締役が説明。同グループは、食と健康分野に特化した人材派遣と、栄養情報担当者(NR)育成に向けた食品・バイオ教育に加え、RDウェルネスの設立によって研究・評価支援事業に乗り出し、3本の柱で事業を推進していくなどと述べた。新会社は機能性食品における評価、試験受託(非臨床・臨床)、疫学介入試験などを行う。また、研究会は産官学の連携により、モノクローナル抗体を用いた「抗体チップ」だけでなく、米国ですでに多くの食品・飲料で表示に使われている抗酸化試験法(ORAC法、既報のように日本では同法を改良した新手法を開発中)も含め、測定が可能となった機器を用いて、食品機能性評価を効率よく、効果的に研究評価できる体制の確立を目指す。事務局は、研究プロジェクトの分析・評価進捗管理・特許、意匠、契約管理などの実務を担当する。実際の試験・分析業務も行うため、同社内にラボを開設する。

続・三山純の健食まとめ

キリンホールディングス(東京都中央区)のフロンティア技術研究所(横浜市金沢区)はブナハリ茸の抗酸化作用について、培養細胞や動物(マウス)を用いた試験で確認した。同研究所は、既にブナハリ茸の血圧を適正に保つ作用について確認しているが、今回は抗酸化作用についての新たな可能性が認められたことから引き続き研究を継続することにした。
ブナハリ茸は、主に東北地方のブナの森に自生している食用きのこで、人工栽培が困難といわれている。同社はビールの仕込み粕の有効利用に関する研究の一環として、世界で初めてブナハリ茸の菌床栽培に成功し特許を取得した。また、ブナハリ茸の生理作用や機能性についての研究を行い、03年には動物試験とヒト試験による血圧に対する作用を確認している。今回、ブナハリ茸の新たな可能性として抗酸化作用に着目し、培養細胞や動物(マウス)を用いた試験により、抗酸化・解毒作用に関連するたん白質「Nrf2」活性化作用および抗酸化・解毒関連酵素の発現上昇作用について研究した。
実験では、マウスの肝由来の培養細胞にブナハリ茸から抽出したエキスを添加し、抗酸化・解毒酵素の1つであり、活性化されたNrf2によって発現が上昇するキノンレダクターゼの発現量を測定したところ、何も添加しなかったものと比較してブナハリ茸を加えた培養細胞でのキノンレダクターゼの発現量上昇が認められた。この結果から、ブナハリ茸エキス中に酸化ストレスに起因する障害を抑制する作用があるものと想定し、酸化ストレスを与えた培養細胞での細胞生存率を測定したところ、ブナハリ茸エキスを添加した培養細胞の生存率が高いことが判明した。
さらに、これらの作用がブナハリ茸のNrf2の活性化を介して起こっているかについての検証としてブナハリ茸エキスのNrf2活性化作用をレポーターアッセイによる蛍光強度によって評価したところ、ブナハリ茸エキスを添加した細胞では、何も添加しなかった細胞と比べて蛍光強度が増加した。また、培養細胞で認められたブナハリ茸の作用が、経口摂取した際に生体内で認められるかどうかについて動物(マウス)で評価したところ、ブナハリ茸エキスを摂取したマウスに抗酸化・解毒関連酵素の発現量の上昇が見られた。このことから、ブナハリ茸エキスは生体内にてNrf2を活性化することが示唆されると結論付けた。

続・三山純の健食まとめ

 マレーシアのバイオ企業、ファイテスバイオテック社(日本販売元・都留:川崎市麻生区)が供給するトンカットアリ「FDトンカットアリエキス末-TR」が、メタボリック(東京都渋谷区)から新発売された栄養補助食品「トンカットアリ皇帝倫【虎】」(300㎎×200粒、オープン価格)に採用され、取り扱いが本格化している。
 「FDトンカットアリエキス末-TR」は、重量比濃度100倍を保証する天然・高純度がセールスポイントの粉末製品である。抗腫瘍活性が期待されている有効成分「ユーリコマノン」を1・33%含有する高付加価値の機能性食品素材として脚光を浴びている。
 今回、採用が決まった「トンカットアリ皇帝倫【虎】」では、1日の商品所要量(3g)当たり150㎎のトンカットアリエキス末が配合されている。最終製品ではマカエキスやスッポン粉末、冬虫夏草末やL-アルギニン、亜鉛やセレンなどを同時に配合することで、相乗的な作用が期待できる商品として展開を進められている。
トンカットアリは、マレー半島を中心にインドシナ、ボルネオ、スマトラ地域にわたる東南アジアに原生するニガキ科の灌木で、マレーシアでは政府を挙げての有力輸出素材に位置づけられている。日本では都留のほか、東洋新薬やアダプトゲン製薬などが原料輸入を積極展開。男性強壮目的のサプリメントのほか、免疫力の向上、血液循環の促進や疲労回復など食品として認められている根部の機能を活かした商品提案が進められている。

続・三山純の健食まとめ

 キユーピー(東京都渋谷区)はこのほど、在宅でたん白・エネルギーなどの栄養調整が必要な方のための医療食サイト「キユーピー・ジャネフ美味元気レシピ」(http://www.qp-janef.jp)を開設した。低たん白レシピ&成分計算コーナーなどがあり、難易度の高い栄養管理が可能だ。

三山純のWEBライフ!

三山純がNAG市場を斬る!

「N‐アセチルグルコサミン(NAG)」含有の新商品が今秋から食品メーカー5社で一斉発売されることが発表され、大きな注目を集めている。焼津水産化学工業(東京都中央区、☎03・5204・0361)はNAGの原料供給を行い、現在のところ国内シェアをほぼ独占し、順調に推移している。5社と合同で販促支援も積極的に進める予定で、まずは20代後半~40代をターゲットとした女性誌に認知度を向上させるため掲載していく計画だ。NAGの持つ正しいエビデンスや特徴を伝えるため、マーケティング会社とのPR活動に着手し、今回のような発表となった。商品パッケージには共通のロゴマークが標記され、「N‐アセチルグルコサミン500㎎」を含有していることが認識されるようになっている(図)。同ロゴの商標登録は早ければ9月、遅くても来年3月に申請許可が下りる。
女性誌によるPRはNAGのエビデンスや特長、ヒト臨床による保湿効果等を訴えるような形になる。保湿効果については銀座スキンクリニックの坪内利江子院長がヒト試験で確認した。プラセボを対象とした二重盲検並行群間試験を実施、被験者に肌の乾燥に悩んでいる女性(n=13、平均年齢37・7歳)で調査を行った。NAG500㎎を含む乳飲料250mlとプラセボ乳飲料250mlをそれぞれ8週間摂取した群を比べた結果、NAG摂取群は左目尻の水分量が有意に上昇し、左頬の保湿効果も改善した。また、アンケート結果からも保湿性を実感したとの声が多数寄せられ、NAGに高い保湿効果のあることが確認された。これらのデータや坪内院長のコメントと共に紹介する。将来的には、商品の売れ行きに合わせて流通分野とのタイアップも考えており、販路を拡大して行きたい考えだ。

三山純が語る

NAGは現在キロ当たり約3万円の展開と考えられている。同社のNAGの年間売り上げは昨年で約16億円、今期約22億円、来期は目標25~30億円と計画されている。原料となるエビ・カニはキチンとして加工され、東南アジアから輸入される。NAGとはアミノ糖という単糖類である。ヒアルロン酸の半分はNAGで構成されており、NAGの経口摂取で体内のヒアルロン酸を効率よく作りだすことができる。安定性が高く、当初は関節痛緩和効果で売っていたが、肌の保湿効果のデータを揃え美肌効果の素材として展開に注力している。同品は、美肌効果を持つ素材ながら良質の甘味があり、ある種の美味しさがある。発売される商品が1日100円程度から摂ることができ、本当に美味しい健康志向食品が実現した。同社では、海外参入を中国・韓国・東南アジアで進め、将来的にはヨーロッパも視野に入れている。今後は食品飲料メーカーへのさらなる市場拡大を目指す。