どうも三山純です。
皆さん元気に過ごしていますか?
三山純は元気です!!
今回は、国立保健医療科学院の方から聞いた
諸外国におけるヒスタミンの規制についてを紹介したいと思います。
三山純が調べてみた
ヒスタミンによる食中毒は、ヒスチジン(アミノ酸の一種)を多く含む魚を常温に放置した結果、ヒスタミン生成原因菌の酵素(ヒスチジン脱炭酸酵素)によりヒスチジンからヒスタミンが生成され、そのような魚やその加工品を食べることにより発症するアレルギー様の食中毒である。
ヒスタミンの食中毒は1970年代から現在まで、アメリカ、欧州、アジア、アフリカ、豪州等世界中で報告があり、魚及びその加工品に由来するハザードのなかで、最も公衆衛生上重要なハザードとして種々の取り組みが行われてきた。諸外国におけるヒスタミン規制として実施されていることは漁獲直後からの温度管理、基準値の設定及びそれにともなう検査の実施である。ヒスタミンの場合、同一ロット内でのヒスタミン濃度のばらつき、同一魚体内でのばらつき等の問題があり、輸入時、受け入れ時のヒスタミン検査によってヒスタミンをコントロールすることは非常に難しい。Codexや主な加盟国のヒスタミン基準を以下に示すが、その設定根拠は実際の疫学調査に基づくとされているものの、明確になっているものはほとんどない。
三山純がさらに調べてみた
1.Codex
・Decomposition(腐敗基準)
魚の種類:Clupeidae, Scombridae, Scombresocidae, Pomatomidae, Coryphaenedae 等
通常のサンプリングでヒスタミン濃度の平均値が10 mg/100 g を超えないこと
・Hygiene (衛生基準)
魚の種類:Clupeidae, Scombridae, Scombresocidae, Pomatomidae, Coryphaenedae 等
ヒスタミン濃度が20 mg/100g を超えないこと
2.欧州連合
・ヒスチジンを多く含む種類の魚(Scombridae, Clupeidae, Engraulidae,
Coryfenidae, Pomatomidae, Scombresosidae 等)の製品
9検体をHPLC で検査して次の3 条件を満たすこと
1)ヒスタミン測定値の平均値が100 mg/kg 以下である
2 9検体中2 検体は100 mg/kg 以上200 mg/kg 未満でも可
3)いずれの検体も200 mg/kg を超えてはならない
・ヒスチジンを多く含む種類の魚(Scombridae, Clupeidae, Engraulidae,
Coryfenidae, Pomatomidae, Scombresosidae 等)を塩水中で発酵させた水産品
9検体をHPLC で検査して次の3 条件を満たすこと
1)ヒスタミン測定値の平均値が200 mg/kg 以下である
2)9検体中2検体は200 ~400 mg/kg未満でも可
3)いずれの検体も400 mg/kg を超えない
3.米国
・腐敗(defect action level)(マグロ、マヒマヒ)
少なくとも2 検体でヒスタミン濃度が50 ppm 以上
・腐敗(マグロ、マヒマヒ以外の魚)
少なくとも2 検体で50 ~ 500ppm
・健康へ健康被害を起こすレベル
1検体が500 ppm 以上
4.カナダ)
・発酵製品(例:アンチョビ、アンチョビペースト、魚醤(fi sh sauce))
20 mg/100g
・ 他の全てのscombroid fish products(例:缶詰、生または冷凍のマグロ、サバ、マヒマヒ):10 mg/100g
(ただし、50 mg/100g を超えた検体はいずれも違反とされ、再検査も受けられない)
5.オーストラリア(FSANZ)
魚または魚製品はヒスタミン濃度が200 mg/kg を超えてはならない
6.ニュージーランド
ロット当たり5サンプルを採取し、各サンプルは最低100gする。検査室では5サンプルをコンポジットにしてもよい。ヒスタミン濃度は200 mg/kg を超えてはならない。
・・・というわけで
いかがでしたでしょうか。
これで、今回の三山純ブログは終わります。
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三山純にまでご連絡ください。
それでは、また会いましょう。
三山純