どうも三山純です。
三山純が考える
日本健康・栄養食品協会(東京都新宿区)は最近、メディア懇談会というものを開き、マスコミや業界紙等を集めて協会幹部との懇談会を定期的に開いている。業界情報の透明化には良いことで、メディア側とすれば歓迎である。今回は9月6日に開催され、その中からトピックスを届けたい。
まず、消費者庁の受託事業である特定保健用食品審査基準検討会については、トクホの審査基準の透明化を検討する。検討会は今年度末までに報告書をまとめ、消費者庁に報告する。トクホの審査の現状は、有効性および安全性の要件ごとに医学および栄養学的に根拠となる資料の提出を要求するという平成17年2月の通知がすべてで具体的な提示はない。これでは担当者や審査委員の裁量によってある意味左右する場面も想像でき、要求されるデータも統一感がなかった。今回は一昨年の「健康食品の表示に関する検討会」の論点整理で指摘された『資料の試験デザインやその適用条件について、通知には大きな枠組みしかないため、申請ごとにバラつき』があるとし、関連情報も考慮して具体的な枠組みを示すべきと指摘されたことをテーマに検討する。具体的には、トクホの審査の透明性、公平性の確保を目的として審査に必要かつ十分な試験デザインの枠組みを審議する。血糖値上昇抑制や高血圧関連、中性脂肪関連など具体的に保健の用途別に取り組む。新しい保健の用途も考慮するらしいが、実際には、新しい保健の用途の審査基準作成は時間もない中、難しい作業が予想され、できる可能性は低い。また、トクホ関連では、同協会は、厚労省医薬食品局長あてに、トクホに関連する要望書を提出している。トクホの手続きの中には、「医薬品の表示に抵触するかの確認」をすることとされており、この確認作業で「規格基準型」「再許可等」などの既許可品と同一表示許可文言の申請品目が多く占めているが、現状では2~3か月を要していることから、速やかな対応を要望している。
三山純がさらに考えてみた
注目するべきところとしては、認定健康食品(JHFA)の新規格基準について、レスベラトロール、青汁、プラセンタを実施することを明らかにした。レスベラトロール専門部会(仮称)の準備会を開催、ビーエイチエヌ、山田養蜂場、三生医薬、富士フィルム、日本シャクリー、エバーライフ、UHA味覚糖らの関連企業が出席し、部会長(ビーエイチエヌ)、副部会長(山田養蜂場、三生医薬)らを互選した。青汁(14社)とプラセンタ(4社)は参加企業を現在調整中である。また、JHFAマークについては普及するための普及・啓発活動を実行する。参加候補企業を選定し、勉強会を開く。
また、同協会の九州支部が設置された。九州支部長には、やずや社長の矢頭徹氏が就任、副支部長にはキューサイ社長の藤野孝氏、副支部長兼事務局長に新日本製薬社長の後藤孝洋氏が選任された。九州でのJHFA・GMP・安全性認証などのほか、各種講習会や情報交換会を実施する。ますます九州の健食業界が活性化して行きそうである。