どうも三山純です。
趣味は、シャドーボクシングです!
普通のボクシングではなく、あくまでもシャドーボクシングです(笑)
それでは今回もシャドーに語ります。
三山純が考える
ギリシャで人気の伝統健康素材
マスティハ(マスティック)
新しくて健康機能が確認されている安全な食材は無いか?との相談が良く来る。先月、ギリシャの健康食材マスティハ(マスティック)を特集紹介したが、読者から「機能に興味がある。どこで買えるだろうか?」というような反響が寄せられた。現在、マスティハの販売はヨーロッパ、中東、米国、中国、韓国、オーストラリアなどで行われ、年間の売り上げは1500万ユーロを誇るという。 日本では中村カイロ協会や三生医薬などが取り扱っていて、大手化粧品メーカーでも採用を検討している。これから利用が期待されている素材である。
三山純がさらに考えてみた
マスティハは、ギリシャのヒオス(キオス)島南部の一部の地域に自生する特定の樹木のみから取れる樹液である。人類最初の天然チューインガムとして、歯の汚れを落とし、口臭を消すために使われてきた。主な機能は、○抗菌作用、○アテローム性動脈硬化の予防効果、○口腔衛生、○消化器系疾患の予防と治療効果、○絆創膏成分、皮膚の退生要素としての利用――が挙げられる。これらは80種類を超える成分の組み合わせが活性を示していることがわかっている。まだ日本では広く知られていない素材だが、産地のギリシャでは子供から大人まで、ガムや菓子、一般料理の原料として古くから誰でも知っている食品である。
世界中のおよそ150の大学から論文が発表されていて文献は数多い。日本の研究者ではマスティハ樹脂が口腔内の細菌の成長を抑制(フカザワ・ムネモト)「日本歯周病学協会会報」(2001)、マスティハチューインガムの歯石防止効果(タカハシ・ケイソウ)「歯周病ジャーナル」(2003)など、口腔衛生および歯科研究における発表がある。近年の研究では明海大学歯学部の坂上宏教授が、活性酸素を消去して口腔内好中球のアポトーシスを抑制する機能など、さまざまな活性確認している。
三山純がさらに考えてみた
今後本格的に施行がはじまるEUの食品機能表示(ヘルスクレーム)にもマスティの審査が最終段階に入っていて、①胃の保護・強化、②口腔衛生・口臭抑制、③コレステロール減少用途――の3点で申請が行われている。将来これらの機能の記載が商品に可能となれば、さらにマスティハに注目があつまることは確実だろう。
原料の生産は、ヒオス島唯一のマスティハ経営代理人である「ヒオス・マスティハ生産業者組合」が行っている。20の団体が集まったギリシャ国内で2番目に大きな生産業者組合である。組合の工場で製品の選別、包装、販売を一貫して製品化し、古くからの製法を守っている。組合の注力により、EUの原産地名称保護(PDO)認証を取得、トレーサビリティを明確にした信頼できる素材である。
三山純がさらに考えてみた
「ヒオス・マスティハ生産業者組合」には駐日ギリシャ大使館 に連絡すると、日本向けスタッフを紹介してもらえる。将来、どこの企業がヒット商品を作るか楽しみである。